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病気から逃げない|ステージ4という癌の状態

NK細胞を増やす治療

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NK細胞の働き

NK細胞とは、血液中の白血球に含まれている免疫細胞の一種です。免疫細胞ですから、NK細胞は体にとって害となるものを排除する働きをしています。具体的には、体に侵入してきたウイルスや、細胞分裂のミスで生み出されたガン細胞などです。つまりNK細胞がしっかりと働いていれば、それだけ感染症やガンの発症を防止できるということです。特にガン患者の場合、NK細胞が多いと、治療がスムーズに進みやすくなります。そのため昨今では、NK細胞療法という、NK細胞を増やす治療がおこなわれるようになっています。NK細胞療法を受ければ、NK細胞の少なくなった高齢者でも、ガンを克服することが可能になるのです。ただしNK細胞は、加齢だけでなくストレスによっても減少していきます。そのためNK細胞療法を受けている間は、ストレスをためないように注意することが大事とされています。

患者のNK細胞を増殖

人の細胞は、個々が持っている遺伝子によって性質が異なっています。NK細胞も異なっているので、別の人のNK細胞を体内に取り入れても、十分な働きが期待できません。そのためNK細胞療法では、患者自身のNK細胞が使われます。具体的には、まずは30mlから50mlほど採血し、そこからNK細胞を分離させるのです。そしてそのNK細胞を、培養によって約1000倍に増やしてから、患者の体に注入するわけです。元々自分の体内にあったNK細胞ですから、これは体内でしっかりと力を発揮します。そのためNK細胞療法により、ガン細胞はどんどん撃退されていきます。さらには、ガンによる免疫力の低下で感染症になることも防ぎます。